2011年6月22日、念願でした第2の太陽の船のピット(船坑)を塞いでいる蓋石(平均17トン、枚数合計約40枚)の1番目のものを、資金支援をしてくださっている、株式会社ニトリホールディングス、代表取締役社長似鳥昭雄様、特別顧問長内順一先生のご参列のもと、取り上げました。
この行事は今まで2回延期になっていて、似鳥社長曰く「ファラオの呪いじゃないの」と表されるくらい難産でした。今回は「3度目の正直か」「2度あることは3度あるか」の正念場でしたが、見事成功しました。
今後は1日1枚、休みがありますので1ヶ月半か2ヶ月ですべて取り上げ、部材のサンプリングをして検査・分析を行い、いよいよ本格的に部材の保存処理に向かいます。
これをきっかけに、特番「吉村作治 太陽の船復活」が8月7日(日)16:00~16:54にTBS系列で放送されますので、お楽しみにしていてください。
第1の石蓋は、日本古来の「玉掛け法」を使って上げるわけですが、日本から行っていただいた2人の石工さん、戸田さん、河原さんのすさまじい執念が感じ取れます。乞うご期待!