先週末、恒例の中京さかえ会で、「早稲田大学古代エジプト調査隊の発掘レポート」という題で講演をしてまいりました。
中京銀行は名古屋に本店を置き、中部4県東海1県に多くの支店を持つ第2地銀です。すでに15年以上もこの銀行のイメージキャラクターをさせていただいておりまして、毎年初夏に開かれます。総会でエジプトの発掘の様子を話させていただいています。毎回、私と、経済についてお詳しい学者や経営者の方が、ペアとなって話をする形式で行われます。
今回の講師は、大和ハウス工業株式会社の代表取締役会長でおられます樋口武男氏でした。一見しますと朴訥とした感じのようですが、お話の内容や語りは鋭く、直球勝負で生きてこられたというものでした。「大病をすると人間ができる」といったことや、「父母や先輩を敬い見習ってこそ大成できる」、「言い訳は何の得にもならない」、「弱気が負けを作る」、といった言葉がポンポン出てきます。『熱湯経営』(文春新書)というご本がベストセラーになったとのことです。「沸騰人生」のようなお話でした。
講演会の後は、さかえ会の方たちと懇親会でお話をしたり写真を撮ったりし、その後で中京銀行の末安堅二頭取と親しくされている名古屋の経営者の方、樋口先生を囲んでの会食がありました。恒例とはいえ、とても充実した、また楽しい会合でした。
人の話はためになります。メモをしているんですが、1週間もすると見当たらなくなってしまいますので、心に留めておかないとダメです。