5月5日こどもの日には、東京府中市の大國魂神社の「くらやみ祭」に参加しました。「くらやみ祭」というくらいですから、もとは真夜中に始めていたとのことですが、今では子供も参加できるようにとのことから、午後6時に先祓いの太鼓を先頭に、8台の太鼓と8台の神輿が府中の講中の町々を練り歩き、御旅所に行き、1泊の後、翌6日に本宮に戻るという祭りです。私は講中の方々のご好意で、太鼓を叩かせていただき、神輿も担がせていただきました。「祭りはいいなあ」と実感いたしました。
そして8日、9日と長野市で開かれています「新発見!エジプト展」のトークショーとサイン会に行きました。この展覧会は、5月31日まで長野県立品の美術館(善光寺さまのお隣にあります)で行われているものでして、日本最後の開催地となります。4月中旬から約3週間で4万人の来場者があり、とても盛況です。私の父が長野の出身なので、いつか開催していただけるといいなあという願いが今回かなえられまして、とてもうれしいです。館長は、ご存知のいわさきちひろさんのご子息、松本猛先生でしたが、長野県知事選に出馬の意向を発表されたので5月初めには職を辞されたとのことで、今回はお目にかかれませんでした。とてもインテリでジェントルないい方ですので、お会いできなくて残念でした。
前回のときもそうでしたが、展覧会でのトークショーとサイン会を終えた後、諏訪大社の御柱祭に行ったので、今回もまだ続いています御柱祭を再び見ようとプランを作りました。ところが、5月8日の諏訪大社下宮の春宮での御柱建ての儀式の最中に、御柱に戻っていた氏子3名が何らかの理由で落下し、内2名の方が亡くなられてしまうという事故が起きてしまったとの報道がなされました。諏訪大社の御柱は、古代エジプトではオベリスクにあたるものでして、神さまが天から降りてお宮に入ったり、お宮から出て天に行かれたりするゲートウェイの役割をするもので、諏訪大社では7年に1回取り替える儀式をしています。それが今年にあたっていたのです。山から8本の御柱を切り出し、山落し-これが、山の中腹を御柱が滑り降りるとき、氏子衆が御柱の上に乗り振り落とされるという、テレビ報道でよく見るもものです-という儀式を行い、その後、里曳きといって村々を氏子衆が引っ張って、大社(上宮と下宮、そして参宮に春宮と秋宮があり、計8本必要なのです)に持って行き、お宮の前に2本1対で建てるのです。そして、予定どおり5月9日には諏訪に行きました。
長野の雪祭りに行ってまいりました
「ダイドードリンコ日本の祭り」の2012年のひとつ目の祭りで、1月14 続きを読む…