昨日はおひな祭りの日でしたね。私の娘も昔この日にお祝いをしましたが、遠い遠い昔となってしまいました。
さて、昨年10月7日にJR東海の名古屋駅にて起きた事故でケガをした私の眼ですが、11月中旬に昭和大学病院の眼科へ行って診てもらったところ、眼球陥没ということで、手術しないと右眼が一生複視のままになると診断されて、12月24日に手術しました。この間、3度JRの病院で診てもらって、「大丈夫、何ともない」と言われましたが、他で診てもらった方がいいとの私の恩師の勧めもあり、昭和大学病院に行ったのがついていたのです。そして、本年1月8日に診察と抜糸、抜管をしていただき、最終チェックを3月2日に行っていただいたのです。この間大変不自由しました。予定は、ケガの翌日の会議をキャンセルした以外は、2日後の講演を含めてただのひとつもキャンセルしませんでした。もっとも、手術をするには12月24日から1月5日のエジプト行きをキャンセルする以外に時間がとれませでしたから、手術を12月24日に行いましたので、事実上エジプトのお役員には迷惑をおかけしました。向こうの方も心配してくださったほどなんですが、事故の当事者の方は「いくらの実損がありましたか」という言い方をされていて、とても悲しかったです。
私は、ある程度公的性格をもっている人間ですので、たとえケガであろうとも自分の都合で相手に迷惑をかけてはならないので、どんなに辛くても痛くても苦しくてもスケジュールを守るわけです。ですから、自らの痛み以外に損がないのです。軟弱な精神ではやれない人の存在で、自分が得をしようという考えを、JRという公的な企業は持つべきでないと申し上げました。それにしても、今だに国鉄なんでしょうか。JRになってよくなったと人は言いますが、今回違うのではないかと思ってしまいました。今後の対応で、最終的に判断しようと思っています。
さて診断の結果ですが、基本的によく治っていると担当医の小出教授がおっしゃってくださいました。しかし眼の病気、特にケガは再発すると(同じところを二度ケガすると)治りにくくなるので気をつけるようにとのことでした。当日受けました検査の結果を見ての問診でしたが、やっと人心地ついた感じで、傷跡の痛みがとれるのは最大半年かかるけれど大丈夫とのことでした。それにしましても、昭和大学病院の眼科は、来ている患者さんの話を漏れ聞いてもすごいものです。いいところに行ってよかったと思いました。今日から再出発です。

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アケトスタッフ

吉村作治のエジプトピアを運営する株式会社アケトのスタッフです。