いよいよ11月になってしまいました。あと2ヶ月です。先日名古屋駅入口でケガをしてから約1ヶ月、11月6日には検査をして、その結果でどうするか、どうなるかが決まります。しかし、2010年の3月までは概ねスケジュールも決まっていますので、長期入院ということはできないと思います。よって、かなり厳しい年末ということになる可能性があるのですが、1日1日をやっていくしかないでしょう。
さて11月最初の日、11月1日は、青森にて行われています、「吉村作治の新発見!エジプト展」に行ってまいりました。あと1ヶ月あまりありますが、5万人近くの観客の方が来てくださいまして、とてもうれしいです。1日の日も、みぞれ混じりの雨が途中から降り始めましたが、午後4時ごろで2000人を超す方たちが来てくださいました。午前、午後と、2回のトークショーも満員になるくらい聞く方がいらっしゃって、とても話が弾みました。が、次の日もありましたのでその日のうちに帰りました。日帰りでしたので少しくたびれました。
翌2日、3日は、静岡県の伊豆半島、西伊豆町の堂ヶ島の佐波神社の人形三番叟を観に行きました。ダイドードリンコ日本の祭りの、2009年最後のお祭りです。今年は27ヵ所を取り上げたわけですが、どれもこれもすばらしいものばかりでした。この祭りは400年も続いているもので、この町の人が演じ、この町の人が観る、という典型的な地元に根ざしたものです。千歳という女性の人形と、翁と三番という男性の人形が、あるときは単独で、あるときは絡みながら舞うものです。神社の本殿を舞台に、拍子木、太鼓、笛など、お囃子も混じって、ストーリーを持った舞です。神楽とはまた違った趣があります。神さまをお慰めするための淡路島からやってきた人形遣いに祖先が教わったものを、ずっと伝統として受け継いできたものだそうです。正面から見ていますと、静かというか平板なのですが、脇から見ますと、人形遣いの方、特に足を持っている人の激しい動きに感動させられます。拍子木を打つ人も、すごい思い切り床の上に置いた打ち台を叩いています。ふと見ますと、堂ヶ島に沈む夕陽のすばらしさに心を打たれます。自然と人間のすばらしいハーモニーの奏でるお祭りでした。
長野の雪祭りに行ってまいりました
「ダイドードリンコ日本の祭り」の2012年のひとつ目の祭りで、1月14 続きを読む…