5月8日、9日と岡山市オリエント博物館で今開かれている「吉村作治の新発見!エジプト展」に行って参りました。開会式に次ぐ2回目でしたが、たくさんの方が来てくださいました。ラジオに2度、テレビに1度、そして2回のトークショー、2回のギャラリートークとサイン会4回と慌しい日程でした。特にギャラリートークが一番疲れました。
岡山市は市営でオリエント博物館を持っているくらいですから、オリエント好きの方が少なくないのです。サポーター組織があるくらいです。とても熱心です。主催が地元のテレビ局RSK(山陽放送)でTBS系のテレビ局です。この局はTBS系の中でもユニークで、カイロ支局はこの局が受け持っています。そんなわけで私は歴代の支局長経験者と面識があり、行ってお会いできるととても懐かしいのです。
事業担当の方々も皆熱心で、いろいろ考えておられ、このギャラリートークも考え出したのでしょう。閉館後、私が今回の展示物をご説明するという催しでした。定員がありましたのに多くの方が希望され、抽選となったそうです。20分でいいということ(最初は10分で4回ということでしたが、とても10分では話しきれないということで、20分で2回となりました)でしたが、話していきますと、時間オーバーしてしまいます。私は原則的に、講演にしましても、トークショーにしましても、時間内で収めるのが主義ですが、現物を見ながらとなると話が広がり、ついつい時間オーバーしてしまいます。1回が倍の40分となってしまいました。2回目に子どもが来ていて、20分というからついてきたのに長くやりすぎだよと文句を言われ、びっくりしてしまいました。子どもだからといって聞き流すのは教育上良くないと思い(父親がいるのですから連れ出せばいいのですが、「シー」とか言うだけでしたので2回目に)、「くたびれているのなら出なさい。」と言ってやりました。それでも出ることなく、ずっとぐずぐず言っていて、とてもやりにくかったのですが、最後の記念写真のときに、「やったー!」とか言うのを聞いて笑ってしまいました。
ともかく皆さん熱心で、くださったお手紙や贈り物も他の会場よりも多かったです。トークショーは展覧会のプロモーションなのに有料なんです(岡山はいつもそうだそうです)が、毎回(前回も)満席でした。冒頭の私のいつもの決めゼリフ、「タダだから暇つぶしに来たんでしょ(毒蝮師匠のマネ)」というギャグが使えないのです。たしかに、タダだと当日来ないという人が結構いるわけで、そういう意味ではRSKは正しいし、お金を払っても来られる岡山市民は偉い(香川や兵庫、広島からも来ている人はいましたが)と思うのです。ありがとうございました。

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アケトスタッフ

吉村作治のエジプトピアを運営する株式会社アケトのスタッフです。