8月はトークショーと講演会が大変多く、第3週だけで10回ありました。それからNHK-FMの「日曜喫茶室」の収録があり、観光関係の選考会が2つありました。
  講演会・トークショーの内訳は、(1)池袋・サンシャインシティ古代オリエント博物館で9月28日まで行われている「吉村作治の早大エジプト発掘40年展」に関わるもの ②福岡市博物館「吉村作治の新発見!エジプト展」に関わるもの(8/31で終了、次回は10/7~京都「えき」美術館) ③岐阜市科学館「ピラミッド・サイエンス展」(8/31で終了)と展覧会がらみが8つ、あとの2つはサイバー大学のプロモーションとしての講演会(シニアネットin福岡)と企業の研修会です。
  専門のエジプトに関わることを話すのだから別にどうってことはないだろうと思われる方もいらっしゃると思いますが、そんなことはありません。話に出てくる固有名詞や数値など客観事実は変わりませんが、対象者の年齢、職業、人数、会場の広さや照明、湿度など条件はバラバラですから、その時々で話す内容や話し方、服装まで全てが変わるのです。準備(パワーポイントなどの映写資料、配布物、主催者にさし上げるもの、配る名刺)なども大変手がかかりますし、事前の資料読みなども大変です。しかも、8月25日から10日ほどエジプトへの出張がありますので、体力的にもかなりの負担となりました。
  しかし、講演会・トークショーは毎回会場がいっぱいになり、皆さんきちんと話を聞いてくださり終了後のサイン会に行列してくださるのを見ますと、勇気というか、精神的満足感がもらえて疲れもふっ飛びます。そういう意味では、自分が今までやってきたことを多くの日本人に支持してもらえていると実感できるわけです。
  考えてみますと、政治家や役人のように国民の生活向上を目指してきたわけでもないし、福祉や介護にお役に立ったわけでもないですし、生活必需品を作ったり流通させたり販売したわけでもないわけですから、皆さんに応援いただいたり時にお褒めいただいたりするのはお門違いなのかもしれません。しかし、私は自分の生き様をさらけ出すことにより、人は誰でも頑張れば夢を叶えることができるというメッセージを伝えてきたつもりです。そういう観点から見れば、支持されてもいいのかなと思ったりします。中には故意に悪口を言ったり生き方を否定したりする人もいますが、私はそういう人たちと議論したり説得するつもりはありません。そういう人はそういった反人間的な考え方、やり方をすることで自己肯定をし、やっと生きている気の毒な人と思い、相手にしないことにしています。

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アケトスタッフ

吉村作治のエジプトピアを運営する株式会社アケトのスタッフです。