これは、アメンエムハト3世が彼の治世の初期の頃にダハシュールに建造したピラミッドのピラミディオンである。カイロ博物館に所蔵されている中王国時代のピラミディオンの中でも、特に壮観なものといわれている。
ピラミッドを縮小した形で、高さは1.3メートル。精巧な彫刻が施され、磨かれた化粧石でできていた。
東を向く面にある巨大な目は、碑文に記されているように、夜明けに太陽の光がピラミディオンを照らすとき、太陽神ラーの美しさを「じっと見つめる」ためのものであった。
これは、アメンエムハト3世が彼の治世の初期の頃にダハシュールに建造したピラミッドのピラミディオンである。カイロ博物館に所蔵されている中王国時代のピラミディオンの中でも、特に壮観なものといわれている。
ピラミッドを縮小した形で、高さは1.3メートル。精巧な彫刻が施され、磨かれた化粧石でできていた。
東を向く面にある巨大な目は、碑文に記されているように、夜明けに太陽の光がピラミディオンを照らすとき、太陽神ラーの美しさを「じっと見つめる」ためのものであった。