これは、ディール・アル=バハリにある、女王の葬祭殿第3テラスの柱廊を飾る、オシリス神のひとつに冠していたものと思われる。
この頭部には、ハトシェプスト女王の彫像に共通する様式上の特徴がいくつか見うけられる。例外的な特徴は、褐色の肌である。これは通常、男性を表す肌の色であるが、この場合は、女王がオシリス様式の柱にファラオとして表現されているという理由によって正当化される。青く彩色されたあごの付け髭は、「王」の神性を強調している。
これは、ディール・アル=バハリにある、女王の葬祭殿第3テラスの柱廊を飾る、オシリス神のひとつに冠していたものと思われる。
この頭部には、ハトシェプスト女王の彫像に共通する様式上の特徴がいくつか見うけられる。例外的な特徴は、褐色の肌である。これは通常、男性を表す肌の色であるが、この場合は、女王がオシリス様式の柱にファラオとして表現されているという理由によって正当化される。青く彩色されたあごの付け髭は、「王」の神性を強調している。