カーアペルの像1

カーアペルの像1

この彫像は、「シェイク・アル=バラード」(アラビア語で「村長」の意)として広く知られている。マリエットの作業員が、像の容貌が自分たちの村長に似ていると、発見時につけた名前である。実際は、朗唱神官を表した像で、神官の実名はカーアペルという。
この神官は左足を前に出しているのだが、従来のエジプトの像と違い、前足に重心をかけ、後ろの足で動きを表している。
この像は古王国時代の作品の中で最も頻繁に紹介され、高く評価されているもののひとつである。

カーアペルの像2

カーアペルの像2


アケトスタッフ

吉村作治のエジプトピアを運営する株式会社アケトのスタッフです。