王のカノポス箱をおさめるための厨子で、木製金貼りの天蓋が4隅の柱によってソリに固定されている。
柱と柱の間には、死者の守護神であるイシス女神、ネフティス女神、ネイト女神、セルケト女神がそれぞれ立っている。
4つの側面にあらわされた浅い浮き彫りの図では、ホルス神の4人の息子のうちの1人が片手を上げ、4人の女神のうちの1人と向かい会っている。
図のまわりには、ファラオの内臓の守護を願うヒエログリフが刻まれている。
ラムセス2世のミイラ
王墓からは、3台の儀式用寝台が発見された。それぞれ、3人の神を象徴する 続きを読む…