空から見たルクソール西岸の風景

空から見たルクソール西岸の風景

日が没するナイル川西岸は、古代エジプトでは墓域が形成される地であった。ルクソール西岸も同様に、現在までに約800基の墓が発見されている。

これらは墓泥棒に見つかりにくいように、自然地形を利用して崖や谷あいに造られた。新王国時代のファラオたちの墓である「王家の谷」はその代表であり、その王妃や王子たちの墓「王妃の谷」、大臣や側近らの「貴族の墓」などがある。

また、王の葬儀を行った葬祭殿、それらの王墓を造営した職人たちの住居址など、多くの遺跡が点在している。


アケトスタッフ

吉村作治のエジプトピアを運営する株式会社アケトのスタッフです。