メンカウラー王のピラミッド

メンカウラー王のピラミッド

ギザ台地にある王のピラミッドで、最も小さいメンカウラー王のピラミッドは、底辺部の1辺108.5m、高さ66.5m。

クフ王の息子メンカウラー王は、ギリシアのヘロドトスによる『歴史』の中で「慈悲深い王」として書かれている。これは他の2つに比べ大きさが極端に小さいことによるが、実際は王が急逝し設計変更が生じたためと考えられている。王の死後、シェプセスカフ王が完成させた。南側には王女の小さな衛星ピラミッド3つが残されている。

なお出土した石棺や遺物はイギリスへ運ばれる予定だったが、船が嵐に遭い、ほとんどが海の底に沈んでしまった。


アケトスタッフ

吉村作治のエジプトピアを運営する株式会社アケトのスタッフです。