カフラー王のピラミッド

カフラー王のピラミッド

クフ王の後継者カフラー王も前王に次いでギザ台地にピラミッドを造営した。底辺部の1辺215.5m、高さ143.5m、通称第2ピラミッドである。

最上部の石灰岩、基部の花崗岩と、外装用の化粧石が残っており、全面が化粧石で覆われていた建造当時の姿を偲ばせてくれる。

入り口は途中で放棄された地上の石畳の中と、積み石の10段目とにあり、後者から入る玄室には壊れた石棺だけが発見された。

カフラー王のピラミッドは、ピラミッドおよび葬祭殿、参道、河岸神殿などからなるピラミッド複合体として残されており、貴重な資料となっている。


アケトスタッフ

吉村作治のエジプトピアを運営する株式会社アケトのスタッフです。